<ゲスト>渥美京子さん(一般社団法人コミュニティネットワーク協会 代表理事)

<2020年10月6日放送>

<MC>工藤理佳子

<プロフィール>

家族:87歳の母(要介護1)、71歳の夫と3人暮らし。息子23歳は結婚して自立。

著書「甦れ穀物の精 パンを耕した男」(コモンズ刊)、「いのち 共生 放射能 笑う門には福島来たる〜」(燦葉出版)、共著「大失業時代」(集英社文庫)、編書「子どものアトピー診察室」(集英社新書)

1958年静岡県浜松市生まれ。

転機1 大学卒業後、電気メーカー勤務するも1年で退職。法律書の出版社に入社。

男女雇用機会均等法が成立する前のことです。女性を取り巻く労働環境の課題などを取材。労働省(当時)の労政記者クラブに所属していたこともありました。

転機2 32歳の時にフリーランスに。

週刊誌や月刊誌などで社会問題を執筆〜サリン事件がおきれば霞ヶ関の現場へ、阪神淡路大震災のときも神戸へ。海外取材もありました。フランスのシラクがタヒチで核実験をすると発表したときは、国会議員のみなさんとタヒチへ、南太平洋に浮かぶクック諸島へ日本人のルーツを調べる学者に同行したり・・・。自由気ままにやりたいことに猪突猛進的な20代、30代でした。

転機3 それが変わったのは、39歳での出産。「健康」「食」「医療・看護」などのテーマが加わりました。生活って大事だなあと、足元をみるようになりました。

転機4 次の転機は2011年、東日本大震災です。3月11日に震災が起きる直前、私は福島を取材のために訪れていました。3月11日は出版社の方と打ち合わせをして、「さあ、執筆しましょう」と別れて、家に戻ったところで、グラッときました。そして翌日、原発が爆発したことを知ります。数日前まで取材でお話をうかがった人たちのことが心配でたまりませんでした。あのとき、多くの方が「自分ができることをしよう」とボランティアに立ち上がりました。私にできることは文章を書くことぐらいしかできないので、福島の支援を呼びかけるメルマガを発信して、現地と首都圏をつなぐことを細々とやっていました。

そのなかで、放射能汚染がひどい地域から首都圏に避難したいと思っている方たちの声を聞きました。しかしながら、人は簡単には「移住」できません。住まいと仕事とコミュニティが必要だからです。

転機5 そんなときに、今、私が所属する一般社団法人と出会いがありました。

「子どもから障がい者、高齢者まで、誰もが最期まで自分らしく暮らせる地域づくり」を掲げて、住まいと地域づくりをしている法人。

「こんな社会的な活動をしている法人があるんだ」とびっくり。

「広報を手伝ってほしい」といわれ、少しだけお手伝いするつもりだったのですが、いつの間にか9年目に


インターネット放送局Cwave~千住でクロス~

インターネット放送局Cwave 毎週火曜日放送中 千住でクロスにご出演されたゲストを紹介していきます。 19時~   エンタメLIVE 20時30分~ Cstudio http://cwave.jp/

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