<ゲスト>工藤康浩さん(一級建築士/あだちブレーンプラスオーガナイザー)
<2022年8月2日放送>
<MC>工藤理佳子さん
<プロフィール>
1960年4月2日北海道上川郡美瑛町生まれ。2 歳より高校卒業まで長野県小諸市。
小学生は模型クラブを新規創設し、将来の新幹線小諸駅の模型(180×90cm)を制作。
中学生はカメラマン(写真部部長)やシェフにあこがれ、同時に音楽にも目覚める。
高校生は専ら音楽活動(フォークソング同好会会長)に勤しみ、ミュージシャンを目指すも
才能の無さに挫折し、原体験にあった建築士になるべく、東京の大学に進学。
大学では必死で建築を学び、食中毒で3 日休んだのみ。
大学卒業後、東京の建築設計事務所に勤務し、小学生の時に作った模型と同じように、
東海道・長野(北陸)・山形・秋田各新幹線の駅などの設計に携わる。
1985 年2 月24 歳で結婚するも、同年8 月12 日の「日航ジャンボ機墜落事故(御巣鷹の尾
根)」で先妻を亡くす。1993 年5 月、現在の妻と再婚。
必死で建築設計の仕事を突き進むも、50 歳の転職で大きな壁に突き当たってしまう。
折しも、3.11 が発生し、気仙沼などの被災状況を目のあたりにして、今まで燻っていたボランティア活動に火が着く。
職能を活かしたまちづくりの活動を開始し、足立区景観審議委員、足立区まちづくり推進委員等の行政委員も積極的に参加。
更に、清掃活動なども行っている中で、地域に根差した自主映画制作活動(知らない路地の映画祭)に妻と参加する。
深層心理的に心の奥底に御巣鷹が張り付いていて、まさにPTSD に襲われ激しく心を揺さぶられていた時期も長かったが、
自己表現を率直に出来ることで、映画制作活動は経験年数こそ浅いが、自己の大部分を染色している。
職業である建築設計とは違い、映画は妻と一緒に表現ができるよろこびが大きい生活要素である。
いつか、上野村で映画を撮りたいと夢見ているアラカン。常に「2.5 人称」の視座を持つ。
0コメント